2度目のデング熱の呪縛

少し熱っぽい。
と思ったと同時に、
デング熱だったらどうしよう。。
と不安になる。

私は2,3年前に1度デング熱になったことがあります。
七転八倒
とはこんなことを言うのか。。
と納得するほど、その時は熱で苦しみました。

その時私は家が近所ということでSOSクリニックに行ったのですが、結局入院せずに毎日点滴を打ってどうにか乗り越えました。

デング熱は蚊が媒介となり発症しますが、デングウイルスを持った蚊に刺されれば必ず発症するものでもないとSOSのドクターは話してくれました。
例え刺されても、体が元気であれば発症せずに済んだり、また感染していても軽い熱などの症状で気付かないうちに治してしまっている場合もあるらしく、とにかく体調が良ければ発症は免れるそうです。
「私はいつ噛まれたんでしょう」
と聞いたんですが、
「いつ噛まれたかは特定できない。1週間前かもしれないし、もっと前かもしれない。
でも発症してから、血液検査で反応がでるのに4日はかかる」という答えでした。
なのでその時も、デング熱かどうか検査結果が出るまで何日か熱と戦いながらもドキドキしながら待ったと思います。
結果的にデングだったのですが、症状として昼間は熱も下がり気味で楽になるので、このまま治っていくかな〜と期待させておいて夜になるにしたがって、徐々に苦しくなってくるといった具合で、
「しんどさのピークは明日、明後日くらいですかね〜」
と看護婦さんに言われたときは、恐怖で言葉を失ってしまうくらいでした。

熱がでたらとにかく冷やす。
(冷えぴた)なんぞでは到底役に立たず、大量の氷を買ってきて、氷枕はもちろん、おでこに氷を乗っけ、看護婦さんに勧められて脇にも氷袋を抱えて寝ていました。

私の場合は結局仕事に復活できたのは2週間後位。
その後も調子が元に戻るのにずいぶんかかった記憶があります。

デング熱の症状はその人によって違うようで、ほんの数日の発熱で治ってしまう所謂(ぷちデング)の人も居ますし、治ってからも半年位は調子を崩していた、という人も聞きます。

この間は私の近しい友人がデング熱になったらしいのですが、彼女の場合は通日の通院後4日ほど入院したそうですが、熱は38.5度位で症状的にはまだましなようでした。

そして気になるのが治療費ですが、海外保険に加入している場合は無限大に使われてしまうのか、私の知人が夫婦揃ってデング熱になったときは2人で100万円ほどになったそうです。
しかし、私の友人は海外保険ではなく、国民健康保険で取り合えず自分で支払わなければならなかったそうなのですが、そういった事情を病院(彼女の場合はKasih Ibu)だったそうですが、なるべく安く抑えられるように、色々手配してくれ通院、入院代全てでおよそ約8,9万円だったそうです。

私も海外保険に加入しているので、治療費に関しては心配いらないかもしれませんが、
「2度目のデングは死ぬ」
なんてことも聞いていたので思わず数日は現実逃避。
しかし覚悟を決めて血液検査をしに病院へ。
結果「異常なし」。
嬉しさの余り熱も感じなくなり、調子に乗ってそのまま買い物へ。

あれから3週間ほど経ちますが微熱、まだ続行中であります。
デングでなければ、怠け病か何かかかな。。

仕事しな。


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