バリ島から謹賀新年

明けましておめでとうございます。

昨年1年ありがとうございました!
今年もまた宜しくお願いします。

といったありきたりの挨拶しかできませんが、新しい年が始まりました!
そういや、去年の12月に人類滅亡する予定だっかとも思いますが、無事にスルーしたようで何よりです。
まあ、地球がいい状態を保てなくなってきているのは事実かと思うのですが。。

今年で15年目のインドネシアでの年越し。
そのうちもしかしたら2回くらいはお正月を日本で過ごしたことがあるかもしれませんが、それもずいぶん昔の事なんだと思います。

日本のお正月は大好きですが、日本の冬にもう対応できなくなっているとが、ここ2,3年日本の冬に挑戦しにいってはこっぴどいめにあい認めざるえなくなったので、お正月も帰る勇気がありません。

クリスマス同様、バリ島ではお正月もたいして特別なものではありません。
さすがにカウントダウンの時は、花火がそこら中であげられそれはもう暴力的なほどの盛り上がりが見られますが、ラッパなどを子供達が鳴らして沢山の人が通りに出ている31日のほうが気分的に盛り上がっていると思います。

しかし1日になると新年、新しい年になったという感じは町からは全く感じられず、ただ祝日ではあるので、ただ他の休日と変わらぬ暮らしを一般的に送られています。

考えてみると日本人だけなのでしょうか。
こんなにもお正月に対して特別な思いを持っているのは。
日本では「師走」のころから独特な雰囲気が日本全体を覆っているような気がします。
そして大晦日、元旦と、着実に新しい年に向っていき、
新しい年がきたぞー!!
というちょっとした興奮状態になっていて、日本人のことなので基本的に物静かな感じはするけれど、気分的にも日本国民全体が平均的に心拍数も体温も少し上がっているんじゃないでしょうか。

私も20年余りはそういった日本で暮らしてきたので、日本人の血が12月末あたりになると「師走」を感じ取り何だかソワソワ感があり、
炬燵に入って入って紅白を
なんてことはできないですが、唯一バリからでも見れるNHKで知らない最近の歌手が出る紅白を見て、
(行く年来る年)で「ゴ〜ン」という除夜の鐘を聞きながら、
「あ〜私もあの場に居たい。。」
などとしんみりとした気持ちになっているのです。

しかし、ここ2年ほどは大晦日のカウントダウンパーティーが毎年の恒例になりつつあり、そこで私の担当が「手品」ということになっているので、師走になるとマジックがいかに上手く成功させるかという頭が多くを占めるようになってしまいました。

それに仕事は31日、生徒さんが居るときは31日までありますし、2日からは出勤。
紅白さえも見なくなった今は益々お正月気分というものを忘れつつあります。

このままバリに住んで、いつか日本で住んでいた年月と、バリに住んでいる年月が逆転したとき、果たして私の中の日本人の血はどうなっているのでしょうか。。

考えると切ないというか、恐ろしいというか、複雑な気持ちであります。


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