バリ島での就職


先日ある旅行会社の社長さんがsikiに来られました。

何かと思ったら、人を探しているとのこと。

所謂求人です。

以前sikiの卒業生がその旅行会社で就職したことがあり、それで覚えていられたとのことです。

確かにsikiにはバリでの就職を希望されるかたはよく来られます。

そして今までにも何人もの方がホテルや旅行会社などに就職されました。

しかしいつの頃からか、思い出してみればリーマンショック以降からでしょうか。

それまではsikiに来られる方はほとんど20代後半位の人で、派遣などで勤めていて、sikiでの授業が終わったあとはバリでそのまま就職できればいいな、というのが圧倒的にパターンとして多かったのですが、段々生徒さんの年齢層が上がってきて最近では30,40,50,60オーバーの人も沢山来られます。

ということもあり就職したい組はめっきり減りました。

これはsikiだけの現状ではないのか、バリ島自体で就職希望者は減っているとのことです。

募集をかけても昔は何十人もの希望者から連絡があったのに今は数人から連絡が来るだけで、それも昔のように(バリ島でとにかく働きたい!)といったバリフリークな人たちではなく、海外で働きたいという人達からの応募がほうとんどだそうです。

しかしこれはいい展開に向かう可能性でもあります。

今までバリ島で働く日本人の賃金はとても低く、同じ先進国の外国人労働者のなかでも群をでて低い水準だと思います。

その理由として昔からよく言われてるのが、バリで働けたなら条件は問わずという人たちが多く、つまり足元をみられてしまっているのが原因だと言われてきました。

それに日本の景気も今にのように悪くなく、おが金がなくなったら帰って働いたらいいという心理も働いていたのでしょう。

しかしそんな風に気軽な気持では通用しなくなってきた今の日本の人は、海外で働きたくても、まず自分の生活が現地でも確保できるかということがまず第一条件になるようです。

と言うことは、日本人を雇う場合、ある程度のお給料を出さなければ来てくれる人がいなくなってきているということではないでしょうか。

私もそうですが、日本人スタッフを抱えている側にすれば朗報とはいえないかもしれませんが、日本人が足元を見られているのはやはりいい気持ちはしないので、やはり同じ日本人として喜ぶべきことなのかもしれませんね。


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