感動のSembahyangツアー

SIKIでは普段からが親しくしているMangku(お坊さん)がいますが、時々一般の人ではローカルでも余り知らない(Pura)お寺に、SIKIのスタッフや生徒さん達と皆でSembahyang(お寺参り)連れて行ってもらいます。

先日も、元SIKIの生徒さんが遊びに来てくれたので、Mangkuに頼んでSembahyangに連れって行ってもらうことにしました。

目的地はDesa Munduk。

ブドゥグルエリアを通り越して、タンブリガン湖畔にある村です。

デンパサールから約2時間ほどで着いた村は、近年湖の水位が上がったせいで村の一部が沈んでしまっています。

災害にあった村の人には申し訳ないですが、湖の中から突き出ている割れ門やPuraの景色はとても神秘的。




実際にその神秘的な景色を売りにしたツアーがあるようで、欧米人を乗せた小船が頻繁にに湖畔に乗り付けていました。

そのツアーは湖に沈んだ村を救済しようと、村の人たちで立ち上げた団体のようで、ガイドや小船を漕ぐ人も村のおばさんやおじさん。

まだまだ素朴そうで、キラキラとした彼らの笑顔にも、心癒されました。

木をくり抜いて作った小船に乗り込んで湖を渡ります。



ゆっくり進む小船に揺られ向こう岸にあるPura tambliganに到着。

このお寺は子供がなできない夫婦が願いに来るお寺でもあるようで、男性岩、女性岩と言われる石もありました。



お寺の神々にCanangを捧げてまずはご挨拶


そのお寺を後にして次に訪れたのはブドゥグルエリアの森の奥にあるtirta Betara Pukuh。

森の入り口で森の守り神(お爺さんの顔を持った大蛇がここの守り神だそう、ちょっと気持ち悪い。。)に挨拶をして森に入ります。

1キロほど歩いた先に小さな滝があり、まずはそこでmelukat(聖水での清め)をします。




この後、頭からザブザブと水をかけられます


ただでさえ乾季の今は気温が下がっている上、高原にあるブドゥグルの森の中は更に寒く、ジャケットなしではいられません。

そんな中これまた超冷たい滝の水を頭からザブザブかけられるのだから身体の芯まで冷え切ってしまいます。

しかしこれがなかなか気持ち良かったりもするのです。

まさに清められた気分になります。

そして最後は山の頂上にあるPuncak Sangkuhというお寺。



すっかり日もかげってきて更に気温も下がり、皆でぶるぶる震えながら苔むした熱帯の山を登ります。

頂上に着いたときにはすっかり霧がかかり薄暗くなり始めていましたが、それも一層大きな大木の下にある古いお寺の雰囲気を神秘的にさせています。



そのお寺で最後のSembahyang。

私たちが手を合わしている間に、守り神私たちの前にが現れたということでMangkuは涙を流していました。

当然私たち俗な人間には見えませんが、もしそうだとしたら有難いことです。

夕方にはデンパサールに戻れると言っていると確かMangkuは言っていましたが、ンパサールに着いたのは夜の8時過ぎ。

身体は冷え切ったままだし、身体もすっかり疲れきっているので、暖かいお風呂に入りたかったのですが、melukatの後はMandi(水浴び)禁止とのこと。

せっかくお清めが無駄になるらしい。

しかし汚れた身体とは反して気分は何だかすっきりと気持ちがいい。

普段の仕事のストレスなんかも軽くなった気分。

ヒンズー経に改宗したわけではないけれど、バリ島に住み、生活の糧をこの島で得ている限り、この島の神とされているものには感謝を示さないと思っています。

何という神に祈っているかもわからないし、お経も全く知らないけれど、日本のお寺や神社でするように手を合わせるだけで心が落ち着くような気がするのは、心で何かを感じているんでしょうか。

今週末にもまたmelukaのSembahyangに行く予定。

今度はSIKIの生徒さんやスタッフたちも一緒に。

次はどんな所にあるお寺だろうとちょっとワクワクしたりしています。



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