ニュピがやってきます。
ご存知の方はもう多いかと思いますが、ニュピの日は外出が禁止されていて、電気を使うことも禁止されています。
空港も閉鎖され、ラジオを点けてもテレビを点けても、「ザー」という沈黙の音が聞こえてくるだけです。
外出もできず、電気も使えないのを不便がって、在住の外国人や中華系の人など、時には地元のバリの人でさえ、ニュピはホテルで過ごすということもあるくらいです。
大型ホテルなどではある程度のアクティビティが許されているところもあるので、レストランやプールなども利用でき、そう不便ではないそうです。
数年前までは私もこのニュピが不便で嫌いだったので、毎年それに合わせて帰国していました。
しかしここ数年は、この驚きのサイレントデーをバリで感じて過ごすことが好きになっています。
いつもはオートバイや車が絶えず、クラクションの音、排気ガスなどで溢れたデンパサール。
デンパサールだけでなく、バリ島中の全ての道には車どころか人っ子一人いず、シーンと静まり返っている。ってのを想像しただけで訳もなくワクワクしてしまいます。
普段は心休まることのない籠で飼われた小鳥もこの日だけは真っ暗の中で休むことができるな。
とか
犬や猫は道に誰も居ないのを不思議に思わないのかな?
とか、
明かりに集まる虫たちを食べるチチャッ(やもり)は、えさ探しをどうしてるんだろ
う。
とか、考えると楽しくなってしまいます。
真っ暗闇に包まれたデンパサールの町を2階のテラスから眺めて、こんな時代に、こんなことがやれてしまうバリ島を見直してしまうのです。
家で過ごすしかないので、普段できない庭仕事やちょっと手の込んだ料理もやってみよういう気になります。
だけど、たった1日だけのことなのに、何日分やねんって思うくらい、鬼のように食料品を買い込んだ人たちが、スーパーで長蛇の列を作るので、22日の買い物は避けたいですね。
さて、今年は何を作ろうかな〜。
安心で快適ななり等留学をお約束する
バリ島語学学校 SIKI BALI
For Future of Bali
愛するバリ島のために私たちができること
SIKI BALI ECO PROJECT