老人ホームが必要になる


     
バリ島には老人ホームがいくつしかありません。

以前学校のスタッフたちとTohpatiにある老人ホームに見学に行ったことがありますが、そこに入居している人たちは、本当に身寄りがいないとか、何らかの村のしきたりで村に住めなくなったとかといった特殊な人たちばかりのようで、入居数もまだ定員に満ていないということでした。


        ホームを訪れた時の様子

先日はバリ人の知人が自分の親の入る老人ホームはないかと調べたそうですが、唯一私立でデンパサールにあるホームの入居代は月約40000円ほどだったそうです。

結局高すぎるということもあり、利用するには至りませんでしたが。

バリ島では、昔の日本もそうだったように、年を老いた親は子が見る、子供がいなくても誰か頼れる親類がいる、といった具合に【家族】というものも枠が広く、老人ホームのような施設がまだまだ必要がないようです。

そうは言っても時代は変わるもので、ジャカルタなどの都会などでは、老人ホームのような施設の需要が徐々に増えてきているとのことです。

バリでも、そう遠くではない話で、老人ホームがもっと必要とされるようになる時が来るだろうと思っています。

この間私のところに日本からこんなメールがきました。

「バリ島で福祉施設の調査に行きたいが教えてもらえないですか。」

と。

ただ一本ブログで老人ホームのことに関して書いただけだったの、結局お力にはなれなかったのですが、それから違うところからも同じような話があり、

「これは、バリ島で福祉施設の設立計画を模索しているんだな。。」

と感じました。
しかし、私も実際これからはバリ島でも福祉施設が必要にならざる得なくなると思っています。

私の日本の実家では、祖母が入居する施設が見つからず、どこの施設もえらい順番待ちだとか。

孫の私としては、バリでいいなら是非看てあげたいと願うわけですが、実際に自分の両親こそはいずれはここに来てもらうしかないだろうと思っています。

現在でも自分の親を連れてロングステイするする人が実際沢山いるようです。

ここであれば、安い賃金でかかりつけのお手伝いさんも雇えるし負担も少なくて済むでしょう。

去年からまたバリ島へ移住する日本人が増えてきているそうです。

私自身含め、そういった在住の人たちの親、また私たち自身がいずれここバリ島で年老いた時に、日本にあるような福祉施設が必要になってくると思います。

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