バリ島のアイスクリーム屋さん
事務仕事ばかりしていると、よく口が寂しくなります。
そんな時、
「チンチンチン」(お皿をスプーンで叩く音)
「パフォパフォ」(ラッパの音)
などと聞こえてきたら、
「あ!Bakso(肉団子スープ)だ!」
とか
「あ!BakPao(中華まん)だ!」
と表へダッシュし、
「パンパンパン!」
と手を打ち鳴らして過ぎ行く屋台のお兄さんを呼び止めることがよくあります。
バリ島では、上に挙げた食べ物の外、(春巻き売り)や(カットフルーツ売り)(ラーメン売り)など、いろいろな移動屋台が町のあちこちで見られます。
そのほとんどが間食に適したものばかりで、値段も安く、私を誘惑するのです。
今日も、外から
「チンチンチン」と聞こえてきたので、
「Apa ya?」(何だろ?)
とスタッフに確認すると、
「Es」(アイスクリーム)
とのこと。
調度甘いものが欲しいと思っていた私はすぐに表に駆け出します。
どうしてダッシュしないといけないかと言うと、屋台引きの兄さんたちのスピードは結構速く、
「食べようかな。。?どうしようかな。。?」
なんてまごついているうちにもう遠く通り過ぎてしまうのです。
なので、ほぼ直感で決断する必要があります。
そして今日食べたこのトラディショナルなインドネシアのアイスクリームは、ココナッツミルクで作られていて、シャーベットのようにシャリシャリしています。
うちのスタッフたちも便乗してパンアイスクリームをはさんだものを注文していました。
今では、私も驚きませんが、最初これを見たときは
「え!パンにアイスクリームをはさむの?!」
なんてうろたえてしまいました。
料金は一つRp2000(約20円)。
安っ!
ちなみに、鳴らす音で何屋台かを判断できるのですが、同じ
「チンチンチン」でも
「ティンティンティン」などと微妙に音が違っていたりして、子供のときから聞きなれているバリの人たちは聞き分けることができます。
明日は何の屋台が通るかな〜。。
カップの中にも、食パンが入っています。
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