■
数日前、バリ島の伝統療法に関して書きましたがその続きです。
1.豊かな髪の毛になる方法
双子の1人の子の方がまだ産まれて数ヶ月の間髪の毛が薄く、特に前頭部分がかなり寂しい感じでした。
バリ島では地域によってまちまちなようですが、生後1年半くらいの間までに赤ちゃんの髪を一度そらなければなりません。
生後はまだ穢れているとされ、お寺に入ることは許されていませんが、その儀式が終わるとお寺に入ることもできるようです。
また一度髪を剃ることでその後丈夫な髪が生えてくる思われていてうちの子も何度か髪をそる事を勧められましたが、女の子だしそれは拒否し続けていたのですが、するとスタッフから
「サラダ菜をすって頭皮に塗ればいい」
と言われました。
一度やろうかと考えてみましたが、ベチョベチョになるのを想像してやめました。
そして、1歳になる今では無事に髪の毛も増えて安心しています。
2.風邪を引き始めたら。
ある日、託児所に双子の様子を見に行ったらやたら何か細かいものを踏みまくるので何かと尋ねたら、
「風邪っぽかたので、温まるように米のとぎ汁を身体に塗った。」
と言われました。
3.目の病気になった時。
託児所に預けているとやはり他の子の病気もいろいろもらう機会が多く、この間はプール熱をもらってきてしまいました。
プール熱の症状として、目やにがでるのもそうみたいなのですが、子守さんに私の顔を見るたびに、
「目におっぱいを垂らしてあげて、一滴でもいいから。」
と何度も言われました。
しかし、私も母乳全盛期でもないのでそんないつでも母乳が滴り落ちるないのですが、なんとか搾り出して無理やり目に入れました。
それが良かったのか、はたまた既に治る時期だったのかはわかりませんが、目やにはその後でない気がしました。
4.頭をぶつけたら。
もうないかなと思ったら思い出しました。
これはジンクス的なことかもしれませんが、赤ちゃんのうちは足取りも確かではないので時々頭をどこかにぶつけてしまうことがあります。
バリ島の家の床はタイルなので、ぶつけたあとはポッコリたんこぶができたりもするのですが、一度椅子から落ちてしまったことがあり、それを子守さんに報告すると、
「こうやったか?」
と自分の髪を引っ張りながら聞いてくるので、
「???」
な感じでいると、
「ここでは子供が頭をぶつけたらその時一緒に居た人は自分の髪を引っ張らないとだめだ。」
との事。
また、新しい方法に
「まだあるんか〜!?」
と驚き。
そして、その数日後、また頭をぶつけて泣いていた子を抱き上げながら、これまた違う子守さんが
「髪を引っ張ったから大丈夫。」
と、とても当然なような顔をして言ったのを聞いて、
(すっかり根付いているんだな。。)
と妙に感心してしまいました。
これからも、どんな新たな治療法がでてくるのか?
少し楽しみでもあります。
安心で快適なバリ島留学をお約束する
バリ島語学学校 SIKI BALI