バリ島はきれいになるのかな。。

私はバリ島の環境問題を教育面から啓蒙活動していっている
クリーンアップバリという組織に入っています。

そのグループのメインアクティビティとも言えるのがこちらの小中高校生を対象に行う環境レクチャーと環境カルタ遊びです。

そして先週、私個人的には久々にデンパサールにある高校で行われるレクシャーとカルタ会に参加してきました。

この日は調度新中学一年生が集まる日で、約200人の子供たちの前でレクチャーを行いました。

内容はざっくり説明しますと、日本の40年前の郊外汚染のことや今のごみ対策など、バリの現状と比較しながら話していきます。

もちろん子供が退屈しないように、時々質問をしたり冗談を言ったりしながら進んでいくのですが、

「皆さんの町にあるデンパサールの川はきれいですか?」

という質問に子供たちは戸惑っている様子。

でも何かは答えなければならないと感じている子供は口々に

"Kotor(汚い)!"

"Bersi(きれい)!"

話の流れでここは「汚い」と答えるべきことを察知している感じでもあります。

その後の、

「じゃ、川に魚は居ますか?」

「いまーす!」

そう、あんな汚い川でも生きていける魚はいるようで、川辺でつりをしている人も結構います。

その後、メンバーとも話し合ったのですが、
私達と「きれい」「汚い」の概念も違うと。

ここの人たちに

「ごみを拾ってください。」

と言うと、落ち葉などを集めてきます。

そしてペットボトルやおかしの袋などは彼らにとっては汚いごみではないのです。

飲み物や食べ物が入っていたのだから汚くはないのです。

もちろんここに住んでいる人全員が全員でないですが、まだまだ多くの人がごみに対する意識が日本人のそれとかなりかけ離れています。

この活動を始めてもう2,3年は経つかと思います。

少しづつでも意識が変わる人が居ればと思い続けていますが、
このままのやり方では行政が変わらない限り、何も変わらないかもしれない
と感じずにいられませんでした。

私達の愛するバリ島のごみ問題に解決の道は開けるのでしょうか。。

     その後行った環境カルタも盛り上がりました


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