孤児院訪問

先日ギアニャールにある障害児のための孤児院に訪問してきました。


孤児院の名前は(Kesayang Ikang Papa)といい、1986年に当時の知事婦人によって設立されました。


当時はまだ障害児が産まれると世間体を非常に気にする人たちが多かったため、障害児は家に閉じ込められたままにされるということがほとんどだったのですが、そのことに遺憾を感じた知事婦人が、村々を周って、教育を受けさせることの大切を説き、障害児でも学校に行けるように学校の近くに孤児院を設立したというのが経緯のようです。


孤児院では聴覚障害の子が29人、知的障害の子が11人、合計39人の子供たちを3人のスタッフがケアしています。


彼らは毎日施設の前にある養護学校へ通います。


学費は無料で、その外に政府から年間、小学生は約6000円、中学生は約7500円、高校生は一万円の奨学金が政府から援助金としてでます。

その外に政府から施設に対しては1人1日約30円の援助がでることになっていますが、一ヶ月30人までしか補助されないとのことでした。


しかし、この施設はまだ幸運なことに、あの有名なアマングループからの援助が受けられているようで、
現金以外になりますが、飲み水や施設の修理、洗濯機など生活に必要なものの購入を援助してくれるそうです。


敷地は少し狭い気もしますが、結構きちんと片付けられていました。


その外に、子供たちが将来手に職がつくように、縫製の授業や、そのほか絵画、バリ舞踊などのレッスンも毎日先生を派遣して行っているとのことでした。


私たちが行ったときは調度お昼ご飯時でしたが、食べる前に手を荒い、お行儀欲食べ、食べ終わったら自分のお皿は片付けるといった風に、大変礼儀正しく暮らしているなと感心してしまいました。


食事をしながら声は聞こえないけれど、ものすごいスピードの手話で友達同士でおしゃべりをしたりして、彼らが話している内容はわかりませんでしたが楽しそうに賑やかな感じではありました。



帰りぎわにバイバイと手を振ると、はにかみながら微笑みを返してくれて、何だかほんわかした気持ちになりました。




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