バリ島の物価

先日バリ島のチップに関して書きましたが、
バリ島の物価もその辺の困惑の原因になっているのかなと思います。

在住暦が長い私でも、こっちの物価に対してよくわからなくなるときがあります。



バリ島ではオートバイや車を駐車するとき、ほとんどの場所では(Tukang parkir)なる課駐車おじさんなる人がいて、笛を吹いて誘導してくれたりします。

バイクの場合は特に何もやってもらうことがないのですが、駐車代として車の場合はRp2000、オートバイの場合はRp1000払います。

まあ、微々たるものなのでそんなに負担にはならないですが。


しかしこの間(Bapao)という肉まんを屋台のお兄さんから買ったらなんと一つRp2000。

車の駐車代じゃないですか。

それもちょこっと停めただけで、特に何もしてくれるわけではなく、ただ

(ピッピ、ピッピ)

と笛を吹いているだけなのに、

「この肉まん一個と同じなのかと、それでいいのか肉まんのお兄さんよ」
と憤慨してしまいました。


基本輸入物や贅沢なものは日本より高いかと思います。

特に日本には百円均一なるものがあるので、日本で買ったほうが安いようなものはスーパーでも沢山あります。


屋台や食堂などでは1食100円ほどで食べられるでしょう。

Kaki limaと呼ばれる、移動屋台なのでBakso(肉団子スープ)も50円で買えます。

しかし、地元の人でも行くようなちょっとした食堂ではその何倍もの値段になってますし、観光客が行くようなレストランでは1食千円、2千円、お酒を飲むと3,4千円は軽くかかります。


最近ではそんなレストランに地元の人が家族連れなどで来ていたりして、

「この人は一体どんな仕事してるだろ?」

と不思議に思ってしまいます。


道路にも新しい車が溢れていますし、平均年収が日本の10分の一近くの国とは信じられませんが、この国の当たり前のように存在する激しすぎるほどの格差がそうさせているのでしょう。


デンパサールの最低賃金は150万ルピア、約15000円です。

レストランで毎週1回友人と食べたらなくなってしまうくらいの額です。

でも贅沢せずに、最低限の暮らしをしていたら、ここバリでは暮らせない額ではありません。

特に家があって、大人数で暮らしているバリ島の人であったらまだ大丈夫でしょう。

しかし、食生活もいたって質素なもので、やはり贅沢なものを買ったり、食べたりは基本しません。


そう考えると、もし稼げなくなってもこの国なら何とか生きていけるな。

と訳のわからない安心感を感じてしまうのです。



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