最終ごみ処理場を見に行ってきます

バリ島では、各家庭ででたごみはどうなっているのでしょうか。

バリ島では日本のように、ごみの分別はおろか、ごみの収集も多くの地域で行われていません。

主要な街のメイン通りには、ごみ収集車がまわってきて、所々に置かれたゴミ箱などのごみを集めていきます。

ごみ収集車といっても、ただの大型トラックの荷台に積まれていくだけですが。

しかし(ごみはゴミ箱へ)とう習慣がまだまだ習慣付いていないバリ島の人たちは、たとえ近所にゴミ捨て場があってもそこに捨てに行くというようなことも余りないようです。

じゃあ、どうしてるのか。

皆さんも見かけたことがあるかもしれませんが、家または、家の前の用水路で集めたごみを焼いたりしています。

よりたちが悪い、空き地や川、崖などへの放棄もまだまだ後を絶ちません。

町会などによっては、個人のごみ回収業者に頼んでごみを定期的に集めにきてもらったりもしています。

しかし悪質な業者は、ペットボトルなど売れるものだけ集めたあとのごみを、川などに不法投棄したりしているケースもあるとのことです。


                               道端に投げ捨てられた大量の家庭ごみ

では本来ならどこへごみは集められるのでしょうか。

各県によって多少の違いはありますが、ほとんどの県では(Tempat pembuangan Akhir/最終ごみ処理場)に運ばれます。

ごみ処理場と言ってもきちんとした処理施設があるわけではなく、ただただ、広大な広場にごみを積み上げるだけですが。

毎日毎日何トンものごみが町中から集められてくるわけですので、ごみは山のようになり、時にはごみ雪崩が起こったりして、そこに集まっているゴミ拾いの人たちが生き埋めになったというニュースも聞いたことがあります。

そして海に面しているゲートは開けられたままになり、そこから大量のごみが海に流れ出ています。

私の自宅はここからきっと1キロは離れているかと思いますが、風向きによっては何とも耐え難いゴミ臭で寝れなくなる位です。

しかしこの間、ゴミ問題や環境問題に取り組んでいるこちらの知人から、何でも新しいゴミ処理方法が法律によって義務づけされた、とうことを聞きました。

写真も見せてもらいましたが、写真ではよくわからなかったので、とりあえず見学してみたいとうことで、今度の土曜日アポを取って現場を見学することにしました。

画期的には変わってることはないかもしれませんが、少しでも改善しているよう期待しています。

どんな感じだったかは、またご報告しますね。



           ゴミ処理場で生きる牛たち


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